関東大震災と朝鮮人虐殺

 関東大震災時の朝鮮人虐殺を今に伝えるための出版を企画しているのですが、読者、先生方の率直な意見を教えてください。

1、虐殺の事実を正確に書いた上で、一部であるが彼らを救出、逃亡補助、匿う日本人がいた。たとえば鶴見警察署長、船橋市の農民、荒川区の工場長など。国、軍隊、警察そして自警団など国民すら虐殺に加わっていた大勢のなか、朝鮮人を助けた行為を評価することは現在も大切だと考えますが、どう思いますか。「英雄視すると特別な能力者だからできたといわれかねない」「皇国史観の連中が喜ぶ。彼らは虐殺を小さく見せ、救助した日本人を大きく見せたいのだ」という意見もあります。

2、当時の流言蜚語は、形はちがっても今回の東北大震災における農作物、海産物、観光地にたいする風評被害に根は近い。子どもたちにも正しい認識、自分の考えを持つ大切さが必要。『三陸地震てんでんこ』(知人の山下文男著)は、地震があったらてんでんバラバラに逃げろという古くからの伝承で、これを伝えた学校や地域はとても被害が小さかった。今回の東北大震災と結びつくために過去のこととしない。すでに虐殺のことは出版も多いので、少数だが朝鮮人を救った人人に焦点を当てるのはどうか。


3、日韓併合など歴史的な蔑視、差別などが下地にあり、今日の国際友好、交流としても再認識するため、特に子どもたちに伝えることを重視したい。

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