東銀座出版社の自費出版

出版後のフォロー

 著者の皆様とともに作り上げた一冊の本。長年の想いが形となり出版が叶った喜びはひとしおですが、それだけで終わらせてしまってはもったいない。

 一人でも多くの方にその本の魅力を知っていただきたく、当社ではマスコミ対策など出版後のフォローに力を入れています。

  

1 マスコミ対策

「犬の悲しみ」絵本に
朝日新聞2004年10月26日

★動物虐待を告発し地方紙に

 岩手県で見た、捨て犬の実際を絵本風に描いた『ちいさいいのちたち』。犬に限らず動物の虐待、放棄は社会問題になっており、このことを岩手日日新聞など地方紙に訴えて紹介してもらいました。

 全国紙だけでなく、著者や作品内容にゆかりある地方紙や業界誌も重視して、書評や紹介を依頼しています。このときは各地の動物病院、愛護協会、獣医学校、保健所などにも宣伝し、増刷になりました。

脳性マヒの青年が詩集出版
朝日新聞1994年1月21日

★詩集は売れないが当たり前?

 重度障害者の青年が書いた詩集『がんばるの火』(梅村淳)は当初、ワープロで書かれた日記でした。施設で働いていても1日1枚の布を縫うのが精一杯、話すこともできません。ノート10冊分もある日記を当編集部で読み、検討。短い文が多かったこともあり、詩集として発行することを提案。朝日新聞で取り上げられ大反響、1日で500冊余注文を受けたこともありました。

 

〈カラス〉

 きょうの朝、カラスが死んだ

 ぼくのこころに穴ができた

 カラスに死ぬのはダメとこころでいった

 がんばってとこころでいった

 ぼくにぼくががんばろといった

 

(梅村淳詩集『がんばるの火』より) 

山なみを越えてカバー写真

★ミニコミも重視して

 大手の新聞やテレビに紹介を要請していますが、掲載されるのはほんの一部。そこで大切なことは専門誌や地方紙、町のミニコミなども細かく依頼することです。『山なみを越えて』という本は戦争中の学童疎開を記録したものですが、疎開先が長野県だったので地元紙や公民館にも依頼。その後、当時の生徒や村民との50数年ぶりの交流が始まっています。

2 本からの波及 次へ

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